どんな効果がありますか？

フラクリーンに適したお花、適さないお花を教えてください

適したお花 : ガーベラ・カラーなどの茎の柔らかいものに大きな効果があります。
球根のお花・菊・バラ・トルコキキョウ・ユリ・スイートピー等
1年以上、季節のお花を実験しましたが、ほとんどの花に効果がありました。

適さないお花 : ひまわり

適さない器 : フラクリーンの成分により、金属性のバケツはさび付くことがありますので使用しないでください。

どれくらい効果がありますか？

1週間で2～3回水換えをしていたお店の方は、1～2回で済むようになると思います。
また、週1回の水換えだった方は、バケツのヌルつき方が違うことに驚かれると思います。
バケツがヌルついているということは雑菌が繁殖していて、お花の茎の内部も雑菌だらけなのでお花が早く腐る・導管が雑菌で詰まり、花が下を向く・萎れるとなります。
フラクリーンを使うと、そもそも雑菌が繁殖しないので導管のつまりがなく、お花が下を向くことが大きく減ります。他社様延命剤や水道水と比較すると、フラクリーンの水だけが早く減ります。
お花がうまく水を吸えている証拠だと思います。
最終的には、例えばガーベラは花が下を向かず、上を向いたまま枯れます。ほかの花も同様のことが多いです。

お花と水はそれぞれ別に洗浄して除菌しなければなりませんか？

その必要はありません。汚れのないバケツに水をためて、規定濃度になる分量のフラクリーンを入れ、すぐにお花をいけて下さい。それだけで、バケツ・水・お花の茎をまとめて除菌することが出来ます。

フラクリーンを入れたら、ずっと除菌されるのですか？

フラクリーンの除菌効果は、雑菌や有機物と即座に反応（除菌）して失活し、その後は清潔な水になります。
空気中の雑菌が水に入ればそのうち増殖しますが、除菌された水なので繁殖速度は非常に遅いです。

フラクリーンを1度入れたらずっと水換えしなくても良いのですか？

フラクリーンは即座に除菌し、失活します。
空気中の雑菌が入った場合、徐々に増殖しますので1週間に1度以上は水換えをお勧めします。

水に溶かす時、混ぜる必要はありますか？

一部のお客様の声で、溶けにくい・溶け残る　というご意見がありました。
フラクリーンプロは、水に入れてさっと溶けるわけではありませんが5分もすれば自然と水に溶け、有効成分は拡散されますので混ぜる必要はありません。放っておけば自然と溶けます。また、数日後にまで溶け残ることもありません。

今までバケツは洗剤をつけたスポンジでこすり洗いしていました
フラクリーンを使えば、すすぐだけで良くなるのでしょうか？

はい。その通りです。今まではバケツのヌル付き（雑菌の塊）は洗剤を使って綺麗に洗浄する必要があったと思います。フラクリーンを使うと除菌効果でバケツのヌル付きを抑制できます。ですので、すすぎ洗いだけで十分です（お花のアクなどの汚れがある場合はスポンジでこすった方が良い場合があります）。
すすぎ洗いをしたバケツに水とフラクリーンを入れれば、その時点でまたバケツが除菌されますので清潔にお使いいただけます。

除菌効果を高めたいので高濃度で使用しても良いですか？

いいえ、規定濃度はお花への効果と除菌効果を最大限に発揮するバランスで計算された濃度です。規定濃度以外での使用はやめて下さい。

除菌効果を長く持たせたいので、フラクリーンを数日後に追加しても良いですか？

これについてはお花に障害がでないか実験中です。いまのところは、水換えしていただいた方が安全かと思います。

塩素のにおいがします。手に触れても安全ですか？

粉末は手に触れないようご注意ください。手に触れた場合は流水で洗い流してください。規定濃度を守って使用していただければ素手で触れても安全で、洗剤やアルコール等よりお肌にやさしい微弱酸性です。ただし、塩素アレルギーの方は使用をやめて下さい。

塩素のにおいがします。漂白剤ですか？

漂白剤成分とは全く違います。漂白剤は次亜塩素酸ナトリウムという成分で、強いアルカリ性です。薄めた液でも素手で触れてはいけません。塩素成分も失活しませんので漂白効果も失活しません。よって、お花にとって有害です。一方、フラクリーンは微弱酸性で、素手でふれても安全・お花にも優しい成分です。手荒れもしませんし、服についても服は変色しません（漂白作用はありません）。塩素成分は雑菌、有機物、紫外線などで失活し、清潔な水として使用できます。

塩素のにおいが苦手です

換気をしてください。においが気になるのはフラクリーン投入直後のみだと思います。

塩素のにおいがしません

もともと塩素のにおいは微弱です。気にならない方は、気が付かないこともあるようです。においと効果には関係がありません。においがなくとも除菌しています。

効果的なので、お客様への販売をしたいです

フラクリーンは高い除菌力のため、使用方法や使用量を間違えると危険な場合があります。また、適さないお花もあるため誤解をさけるためにもプロの方以外の使用推奨を控えています。貴店のお客様へも販売や小分けでプレゼントする等の行為はおやめください。貴店のお客様とのトラブルがあった場合、当社の責任は負いかねます。

お花を咲かせることはできますか？

フラクリーンは除菌を主な目的とした延命剤ですので、養分・糖分は入っていません。「早く咲かせる」ことに関しては不得意です（咲かなくなるという事ではありません。水に活けている時と一緒です）。
店舗で花を早く咲かせたい場合は他社様の養分・糖分の入った延命剤が適しています。

他社の延命剤を使用しています。併用できますか？

フラクリーンは投入後、すぐに除菌しています。他社様の延命剤への影響を考えて、その数時間後に投入して下さい。他社様の延命剤は中性のものだけをご使用下さい。ただし、糖分が多い延命剤の場合はヌル付きが早く発生することがあるようです。

道具の除菌にはどうやって使ったらいいですか？

4リットルの水に付属のスプーンで5杯又は、1リットルの水に付属のスプーンで1杯程度の濃度でご使用下さい。汚れや雑菌で除菌作用は失活しますので、じゃばじゃば使うのが理想です。テーブルや保冷庫には霧吹きでびっしょり濡らし、フラクリーンで洗った雑巾でふき取ると効果的に除菌できます。ハサミ等の金属製品に使用する場合は、除菌後さっと水でフラクリーンを洗い流してください。そのままだとさび付くことがあります。金属製のバケツは使用できません。

排水口の詰まりを取ることができますか？

できません。ゴミが詰まっている場合は物理的に取り除いてください。ただし、普通にフラクリーンを使用しているとぬめりやカビが発生しなくなるので自然と排水口の詰まりもなくなってきます（この場合の詰まりの原因は雑菌の繁殖によるドロドロ汚れの詰まり）。

加湿器に入れて使ってよいですか？

やめて下さい。お花と、道具の除菌剤です。

手の消毒・除菌に使ってよいですか？

手荒れを起こす成分ではありませんが、人体に使用しないでください。お花と、道具の除菌剤です。

今後の展望を教えて下さい

「お花を除菌する」ことで、様々なことが分かりました。一番は、農産物であるお花って、思ったより汚いんだ、ということです。汚いから、水がすぐ汚れる・腐る。花が長持ちしない。だから、お花好きのお客様でなければなかなかお部屋に飾ってもらえない。
でも、「もっとお花を飾ってほしい、花のある生活で心癒されてほしい」と我々は思うわけです。じゃあ、除菌すればいいんじゃないかと。たとえば、ブーケのお花の茎も一度フラクリーンで除菌してあったら、お客様の花瓶でもより長持ちするはずです。
先日、父と母が相次いで入院したんですが、今って病室に生花持ち込み禁止なんですよね。雑菌が患者さんに危険だから。でも、お花がないとすごく心が苦しいんですよ。真っ白な病室に閉じ込められて、心まで不健康になっちゃう。だからやっぱり生花で癒されてほしい。除菌効果の高いフラクリーンなら、何か出来る事があるんじゃないかと考えています。
あと、ウェディングなどのテーブル装花ですね。食卓の上に置くお花って、しっかり除菌しておきたいですよね（大きな声で言いたくないですが）。
でも、一番は、お花屋さんの重労働を少しでも手助けしたい、です。手荒れがひどくて、とか、腰が痛くて　とかいう理由で離職する人が一人でも減って、大好きなお花と、大切なお客様に囲まれた素晴らしい仕事を元気に続けてほしいです。